映画、ドラマ

映画「カメラを止めるな」から学ぶ人間の心理

どうも、タクです。

 

 

数年前に「カメラを止めるな」とい映画が
流行りましたよね。

 

僕は映画は見てないんですが、
テレビで放送されたのを見ました。

 

 

「最初はつまらないけど後から面白い」
というのがこの映画の特徴でしょうか。

 

最初の方で観るのをやめてしまった人にとっては最悪の映画だけど
最後まで観た人にとっては最高の映画だったと思います。

 

今回は
そんな「カメラを止めるな」を観て
感じたことを書いていきます。

 

 

まず、この映画は一応ゾンビ映画で、
ゾンビの映画を撮っていたら本物のゾンビが現れたという内容です。

でも、ゾンビ映画なのは
最初の30~40分だけです。

 

この映画の特徴は
カメラを止めずにワンカットで全部撮影するというものでした。

 

で、実際に観てみると
最初の数十分はまぁつまらないんですよね。

ひたすらゾンビから逃げて戦ってを繰り返して…

面白い部分もほとんどないし
とにかく意味がわからないところが多いんですよね。

 

みんなの会話がぎこちないし
意味不明な行動をとる人もいたり。

とにかく
何なのこれ、とストレスが溜まり続けます。

 

そのストレスを残したまま
ゾンビ映画が終わります。

たぶん、
観てた人のほとんどは
まじかよ、これで終わりかよ
と思ったはずです。

 

 

でも、
面白いのがここからだったんですね。

 

このゾンビ映画が延々と続くのかと思ったら
実は、このゾンビ映画は監督が作ったもので、
この映画をどうやって作ったか
というのがメインの内容だったんですね。

 

つまり、
ゾンビの撮影をしていたら本物のゾンビが現れた
という設定で映画を撮っていたわけです。

ゾンビは本物ではなくて
ゾンビ役の人がいたんです。

 

 

で、何が面白いかって言うと
最初に溜まったモヤモヤやストレスが
一気に解消されるんです。

 

ワンカットということなので、
映画を撮影していく中で色々問題が発生します。

役者が酒を飲んで酔っていて使い物にならなかったり
硬水を飲んで体調を壊す人がいたり
事故に遭ってこれなくなった人がいたり。

 

そんなアクシデントの中で
いかにして撮影を続けていくかという
ストーリーが描かれていました。

そこで最初の方で
意味わからなかったことが、
「あぁ、こういうことだったのか」
と次々にわかってきます。

 

伏線というやつです。

ONEPIECEでもよくありますよね。

数年前の出来事が今と繋がっているとわかったら、
「おぉ、すげー!」と興奮します。

 

 

そういった感じで、
最初に感じた”違和感”が
後になってわかっていくというのが
「カメラを止めるな」の見所です。

 

心理学では
認知的不協和と言われるものなんですけど、
何か違うな、おかしいなと違和感を抱くことで
その違和感の答えを知りたいと思わせるものです。

 

最初に
つまらないな、なんか変だなと思わせて
最後に
あぁ、そういうことか
と答えを知るとかなり満足するのです。

モヤモヤを解消してあげることで
人を気持ちよくさせてあげられるんですね。

 

これはゲシュタルトの穴とも言います。

話題になってる映画だから
面白いんだろうなと思って観てみたら
全然つまらい。

 

観るのを辞めようかと思ったけど、
でもなんでこの映画が話題になってるんだろう?
という疑問が出てきます。

心にどこか穴が開いてるような
満足しない感覚が残ります。

そうすると、
やっぱり何かあるんじゃないか?
と思って答えを探そうとします。

空いた穴を埋めたくてしょうがなくなります。

モヤモヤした気持ちのままで終われないですからね。

 

ただ、この穴が大きすぎると
興味を失って答えを探そうとは思ってくれません。

そこは気をつけないとですね。

 

その点で言えば、
この映画はちょっと穴が大きかったのかなと。

最初の方で観るのを辞めてしまって人も多いみたいなので。

 

でも、最後まで観た人にとっては
最高の作品となってのではないでしょうか。

 

人の感情をうまく使ったストーリーが作れると
良い作品ができるのだなと思いました。

 

それでは。