映画、ドラマ

半沢直樹をあえてマイナスの視点から考えてみた

どうも、タクです。

 

数年前に半沢直樹というドラマが流行りましたよね。

「やられたらやり返す。倍返しだ!」
というセリフで有名なやつです。

 

僕は当時中学生だったと思います。

 

実は、半沢直樹を見たのは最近で、
それまで一度も見たことなかったです。

ちょうど昨日、
半沢直樹の再放送がされていて
それで初めて見ました笑

 

で、感想としては
すごく面白かったです。

みんなの迫真の演技もすごかったし、
部下がひどい上司を倒すというストーリーも
非常に面白かったです。

 

でも、ちょっと違和感を感じたんですよね。

面白いけど、なんかもう半沢直樹の価値観は古いのかな?
というのも少し思いました。

 

もうほとんどの人は
半沢直意は面白いっていうことを知ってると思うので、
今回は違和感を感じた部分を中心に話していこうと思います。

常識と価値観、不満と生きづらさ

ドラマや映画とかっていうのは、
価値観が非常に大事です。

 

例えば、会社で出世することがいいことで
誰もが出世することを望んでるし、
出世することが使命なんだっていう価値観がある世の中で、
出世なんかどうでもいいから楽しく生きよーぜ
みたいな価値観を持った主人公のドラマって
誰も見たいと思わないはずです。

そんなドラマを見ようものなら、
「おい、ちゃんと働けよ。」
「出世しないで何してるんだよ。ふざけんな。」
というバッシングが飛んでくると思います。

 

まぁよほどぶっ飛んでいて
現実ではあり得ないような空想の世界の物語なら、
楽しんで見れるかもしれないですけどね。

 

普通なら、
世の中の常識や価値観に合った作品が人気になります。

 

それと、もう1つあって、
常識や価値観に縛られて
自由に生きられない人たちがたくさんいる中で、
それを打ち破ってくれる主人公がいるドラマとかも人気が出ます。

半沢直樹はこっちですね。

 

上司の言うことを聞くのが当たり前。
どんなにひどいことを言われても「はい」しか言っちゃいけない。

そんな世界で生きてきた人たちがたくさんいて、
そういう生活にうんざりしていたところに
半沢直樹というドラマで
主人公の半沢直樹がひどい上司たちを
ボカスカ倒していくというストーリに、
多くの人が心を動かされました。

 

人々が抱える不満や生きづらさを解消してくれるものは
どの時代でも支持されるものです。

 

 

常識や価値観に沿った作品
常識や価値観を打ち破ってくれる作品

どちらが伸びるのかは、
当時の世の中の状況で変わります。

 

今の価値観が自分に合ってるという人が多ければ、
それに沿った作品が人気になるだろうし
今の価値観じゃ生きづらいという人が多ければ、
それを打ち破っていくれる作品が人気になります。

 

だから、半沢直樹というドラマは
今の世の中に生きづらさを感じる人が多くいて、
そこにグサッとささるストーリーが人気を生んだのだと思います。

そう考えると、
半沢直樹を作った人は
世の中をよく見ていて優秀だなと思います。

でも、もう今は古いと感じた

時代が進んでいくと
やっぱり世の中の価値観も変わっていきます。

 

昔面白いと思っていたドラマや映画、漫画が
そんなに面白くないなと思うこともでてきます。

反対に、昔の価値観に縛られて
新しい価値観や時代の流れについてこれない人もいます。

 

例えば、昔と変わった価値観と言うと
出世に興味がある若者が少なっています。

そもそも、就職というものさえ
もう古いと感じる人もいるわけです。

就職に関しては、
これから就職しない人が増えるし
就職する必要がなくなる時代も来るので、
少しずつ当たり前になってくるでしょうけどね。

 

でも、昔は
就職が当たり前だし
出征してなんぼの世の中です。

 

だから、昔流行っていた
出世物語みたいなものは、
今流行ることはないです。

 

で、半沢直樹なんですが、
このドラマは部下が上司を倒していく下克上ストーリーです。

当時は人気になりましたが、
時が経った今では
そもそも会社に属さないで
フリーランスでやる人も増えてきたし、
自分で起業しちゃう人もたくさんいます。

 

だから、今の世代の人が
半沢直樹を見てもそこまでいいなとは思わないと思うんですよね。

 

あと、「倍返し」というセリフも使わないです。

今の若者とかは争いとか嫌いだし
楽しく楽に生きたいと思っているので、
やられたらやり返すということをしない人も多いいんじゃないかんと。

 

やられてやり返してたら
また相手に恨まれて復讐の連鎖になるから、
やられても自分のところで止めよう。

平和主義みたいな考え方が多い気がします。

 

だから、人を傷つけるような人とは
そもそも関わらないし、
会社の上司が嫌だったら
会社を辞めるしっていう価値観なのかなと。

僕もこっちの考え方です笑

 

好きな人とだけ付き合えばいいと思うし、
やり返すくらいなら関わらないほうが
自分にとっても相手にとってもいいのかなと思います。

誰かが必ず傷つくストーリーは好まれない

あと、誰かが傷つくストーリーは
あまり好まれないと思います。

 

今の若者は、
誰かを蹴落として自分が上に行こうとは思わずに
みんなで仲良くやっていこうぜって考えの人が多いです。

良く言えば仲間想い、
悪く言えば向上心がないとも言えます。

 

 

半沢直樹を見たのは最初のほうでは、
浅野支店長と半沢直樹の対立がありました。

浅野支店長が悪事を働いていて、
半沢直樹がそれを見破って逆転しました。

その悪事を公開すれば、
浅野支店長の人生はどん底に落ちるという場面で
半沢直樹は刑事訴訟すると言いました。

 

浅野支店長が「それだけは何とか…!!!」
「家族がいるんだ、お願いだ…!!!」と言うも、
「あなたは今までどれだけの家族を追い詰めたか
わかっているのですか。罪を償いなさい!!!」と半沢直樹が返しました。

確かに、浅野支店長の犯した罪は
決して許されざるものではないです。

ちゃんと償うべきです。

 

それでも、刑事訴訟されたら
浅野支店長の家族まで辛い思いをすることになります。

 

これは、どう転んでも
誰かが必ず悲しむ結果になるわけです。

訴えれば浅野支店長の家族が苦しみ、
訴えなければ今まで被害に遭った人たちが報われません。

 

今の若者は、仲間意識が強い分
そういったところに敏感だと思います。

誰も傷つけたくない。
みんな仲良く生きていきたい。

そういう価値観で生きている人にとっては、
あまり好まれないんじゃないかなと思います。

2020年の半沢直樹はどうなるか

2020年7月19日から
半沢直樹の新シリーズが始まるみたいですね。

 

これまでで半沢直樹に対してあまり良いことは言ってないんですが、
今回の記事は
半沢直樹が面白いというのを前提として話しています。

みんな面白いって言ってるから、
僕はちょっと別の視点で捉えてみようかなと思ったんですよね。

 

だから、ちゃんとドラマは面白いです笑

新シリーズも見ます。

 

ただ、やっぱり数年経つと
世の中の雰囲気とか価値観とか色々変わってるので、
どうなるのかな、といった思いがあります。

 

令和になって時代が変わって
コロナが来てまるで別の世界に住んでるような感じです。

働き方も変わっていって、
就職にとらわれない生き方や
ソーシャルディスタンスなどによって
上司との関りも減っていくことになります。

 

そんななかで、
ちゃんと半沢直樹が受け入れられるのか
今の若者にも面白いと思ってもらえるのか

そういったところを見てみたいなと思います。

 

こんなこと言っておきながら、僕も19歳の若者です笑

僕自身も素直に楽しめるかどうかを見てみたいなと。

 

 

それでは。