(画像は少年ジャンプ公式サイトから引用)
どうも、タクです。
最近になって、Amazon primevideoで
”僕のヒーローアカデミア”を見始めました!
いやぁ、面白いですねー。
僕、新しいアニメを見る前は、
「このアニメ本当に面白いのか?」
ってちょっと否定的に考えちゃったりするんですけど、
見た後はだいたいそのアニメにハマってます笑
僕のヒーローアカデミアもすごく面白くて、
まだ全然序盤の方しか見てないんですけど
色々話したいことがあったので書いてみることにしました!
※最初の方だけ見て考えたことなので、
このアニメの世界観が合ってるかどうかはわかりません。
※でも、こういう風に考えたらこんなことが学べるんだってことを
楽しんでもらえたらなと思います!
個性を持たない少年
僕のヒーローアカデミアというアニメの一番の特徴は、
やっぱり「個性」です。
このアニメの世界では、
人類の8割の人が個性(特殊能力)を持っています。
爆破をする能力、氷を生み出す能力、雷が使える能力、
重力を無にする能力・・・
みたいな能力をだいたいの人が持っています。
それは、生まれたときから持ってるのではなく、
3~4歳くらいだったかな(?)
そのくらいのときに、
「ぽっ」と現れてきます。
その個性を持つことは素晴らしいことで、
大人も子供も自分の個性を大事にしていて
まだ個性の現れていない子供は
「まだかな、まだかな」と楽しみにしています。
でも、個性が現れない人もいます。
8割の人は個性があるけど、
残りの2割の人は一生個性が現れないままなのです。
個性がない人は、
親に悲しまれ、あるいは学校でいじめの対象になったりと
すごく辛い思いをすることになります。
この個性というものが、
この世界で認められる証のようなものです。
持ってれば生きやすくなるし、
持ってなければ生きづらくなってしまう。
まるで、僕らの昔の時代で言う
「有名大学を卒業したという学歴」
みたいなものだと思います。
昔は、有名大学を卒業すれば
そのまま大企業に入って定年退職まで安定して過ごすことができます。
逆に、低レベルの大学卒業だったり、
そもそも大学に行ってない人は
入れる会社が狭まってしまって
生きづらくなってしまいます。
「学歴フィルター」ってやつですね。
今でもあるみたいですけどね。
僕のヒーローアカデミアでも、
みんなに一番人気の「ヒーロー」という仕事は
個性を持ってる人でないとなれないのです。
そんな社会で、
何も個性を持たずに生きているのが
主人公の緑谷出久という少年です。
緑谷少年の器
そんな緑谷少年は、
周りの子供が次々に個性を持ち始めてる中、
1人だけ個性を現れてこないのを不思議に思っていました。
そして、自分には個性がないと気付いたとき、
ずっと夢だったヒーローの仕事も叶わないと知り
絶望の底に落とされました。
大好きなヒーローの動画を見ながら、
目からは大量の涙が流れ、
「超カッコイイヒーローさ。僕も、なれるかなぁ」
とお母さんに話しかけます。
すると、お母さんは
「ごめんねぇ、出久、ごめんねぇ…」
と泣きながら謝ります。
という感じで、
最初は悲しいシーンが続きます。
ヒーローの動画を見ながら泣いてるシーンは、
ちょっとやばかったですね笑
どうにかしてげたいけど、
どうしようもない現実に心がジンジン痛みました。
でも、ここから緑谷少年の新たなストーリーが始まります。
実は、個性を人に分け与えられる人がいたのです。
その人が緑谷少年に個性を与えて、
緑谷少年は個性を持った人間になり
ヒーローという夢を追いかけることになります。
でも、個性をもらうというのは
そう簡単な話ではなかったのです。
500mlの水をグラスに注ごうとしたとき、
小さいグラスだと
水が全部入りきらずにこぼれてしまうのと同じように
その個性の力を受け止めるだけの器がないと、
個性を受け取っても器に入りきらず
体がめちゃくちゃになってしまいます。
だから、まずは個性を受け入れられる器を作る必要があったのです。
超きつい訓練をして、体を鍛えて。
これって、ビジネスでも同じことが言えます。
例えば、ビジネスでは最終的に
お客さんからお金をいただくということをすると思います。
でも、お金を受け取れるだけの器がないと、
お金を受け取っても、だらだらとこぼれ落ちてしまうのです。
それが、例えば、
「僕はこんなにお金を受け取ってもいいのだろうか」
という心の不安を引き起こして
潜在意識でお金を稼ぐことにストップをかけてしまったり、
あと1歩でお金が入ってきそうってところで
心の中でブレーキを踏んでしまったり・・・
みたいなことが起こります。
だから、ビジネスはお金を稼ぐ方法だけを学ぶのではだめで、
自分の心の器を大きくするってことが
すごく重要になってきます。
でも、”偽りの器”を作ってもいけません。
「僕は成功できる気がする」
「僕はきっと大丈夫だ」
そう思い込ませて、
根拠のない自信を持つことがとても危ないんですね。
僕も前までやっちゃってたんですが、
この器はいつか絶対壊れていきます。
ちょっと無理をして思い込ませてるわけだから、
だんだんそれを演じるのが辛くなってきて
そのうち器が「ピキン」と音を立てて壊れていきます。
そして、中にあった水が
どばどば流れ出して
「あぁ~、もう無理だぁ…」
と放心状態になってしまうわけです。
自分の器は、
嘘偽りのないキレイな器でないといけません。
どこか不安を抱えてたり、
無理をして作っている部分っていうのは
すごくもろくなっていて、
時間が経つにつれてヒビが入っていきます。
そして、ビジネスだけじゃなくて
どんなことにも「器」が言えるのです。
勉強するときに、
器(全体像)を作っておくことで
その後に細かいことを学ぶと
スラスラと頭に入ってきます。
逆に、全体像を学ばずに
細かいことを先に学んでしまうと、
絶対に後で忘れてしまいます。
グラスから溢れる水のように、
覚えたことが記憶からサァーっと抜けていきます。
でも、全体像を理解することで
その勉強してる範囲のものを大きく囲った器ができてきます。
その器に学んだことをポンポン入れていくと
忘れずに記憶できるわけですね。
小学校とかの運動会でやる玉入れをイメージしてもらって、
玉を入れるかごを大きくすれば
入りやすいしたくさん入れても溢れません。
そんなイメージです笑
他にも、スポーツでも、恋愛でも、
趣味でもダイエットでも。
器を作ってから始める。
器を作ってから細かい部分をつめる。
っていうのがすごく大事です。
器がない、
もしくは器が小さいままでやると全然身に付きません。
何か始めるときって、
けっこう玉を入れることに必死になって
かごを大きくしないことが多いです。
「いや、もう溢れてるって笑」
ってなってたりするので、
そこは気をつけないとですね笑
コントロールする力
緑谷少年がもらった個性は、
”超人的なパワーを使えるようになる”というものでした。
その力を使ってパンチをすれば、
簡単に建物を壊すことができたり
ジャンプすればものすごい高くまで飛ぶことができます。
でも、その反動で緑谷少年の体はボロボロになってしまいます。
その力をうまく”コントロールできない”から、
力を出し過ぎて自分の体が耐えられなくなってしまうわけです。
大きすぎる力を手にすると、
人はその力を持て余してしまいます。
例えば、宝くじで1等当たった人が、
その後転落して宝くじ引く前より生活が悪くなった、、
って話よく聞きますよね。
それは、その人にその額のお金をコントロールする力がなくて、
持て余してしまった結果、転落していくわけです。
お金についてある程度の知識があって
ちゃんとわかってる人は
お金をうまく使って資産運用したりできるのですが、
そういうのがまったくない人は、
豪遊したり、仕事辞めて家でゴロゴロしたりしてるわけです。
そうすると、お金はすぐに消えていって、
仕事しないとヤバいって状況になっても
ずっと家でゴロゴロしてたから
もう仕事もできない人間になっているのです。
そしたら、後は下にまっしぐらなわけです。
”力をコントロールする”
これはすごく大事なんですが、
逆のほうが当てはまってるんじゃないかと思ってます。
それは、
”自分の力をうまく出せていない”
ということです。
僕のヒーローアカデミアでは、
自分の力をうまく扱えている人がほとんどです。
出し過ぎて体壊してる人もいますが(笑)
でも、逆に僕らの世界では、
自分の力を出せてない人が多いと思います。
それは、ビジネスの世界でもそうで、
人はみんな、性格や世界観を持ってます。
それが僕のヒーローアカデミアで言う、「個性」と同じです。
みんなそれぞれ違った強さがあり、
活躍の仕方も違うわけです。
でも、自分がどんな個性を持ってるのかを
あまり理解できずにいるから、
たくさん躓いてしまうことがあります。
例えば、炎を出せる個性(特殊能力)を持ってる人が
火災現場にいても何の役にも立たないですよね笑
みんなそれぞれ個性があって
その個性で助けられる人もそれぞれ違うのに、
それを活かせてないことが多いわけです。
ビジネスで大事なのは、その個性です。
だから、自分の個性に気付くことが
すっごく大事なんです。
自分はどういう性格で、何が得意で何が嫌いなのか。。
僕のヒーローアカデミアでは
小さいときに自分の個性に気付くけど、
現実の世界では、
大人になっても気づいてない人がたくさんいます。
知らず知らずに自分の苦手な仕事をやってたり、
自分の力が上手く出せない場所で戦ってたりするのです。
それは、できるだけ避けたいことです。
自分の個性が、一番活かせる場所にいたほうが
結果も出るし楽しいです。
幸いなことに、
現実では個性がない人はいないので
もし、
自分の個性なんだろな?
って思った方はぜひ、探してみてください。
”自分を知る”というやつですね。
(僕も最近やりまくって、個性がポッと現れてきました笑)
すごく大事なので、ぜひ~^^
それでは、また!