心理

自分は本当にあの人みたいになれるの?

どうも、タクです。

 

ビジネスやる上で、
「こんな人になりたいな」とか

もしくは人生そのもので、
「あの人の人生素敵だな」って思うことありますよね。

 

魅力的で自分に持ってないものいっぱい持ってて
「あぁ~、こんな人になれたら嬉しいなぁ。」って。

 

それは実際にいる人でもいいし、
漫画や映画の世界の主人公とかでもいいです。

 

とにかく、「こんな人になりたい」とか
ちょっとでも素敵だな、この人いいなって思える人です。

たぶん、誰かしらいるんじゃないかなと思います。

 

バイトの先輩すごく良い人だなーとか、
あいつ(友達)みたいな生き方うらやましいなーとか、
えー、この映画の主人公になりたい!とかとか。

 

例えば、僕は漫画のワンピースが好きで、
今は「おでん」という侍が大好きです笑

すごく自由に生きてて、
みんなに愛されてて、
自分の信念を曲げずに生き抜いて、
めちゃくちゃかっこいい生き方をしてる侍です。

 

僕はもう漫画のストーリーが進んでいっても、
おでんが頭から離れません。

漫画のページをめくりながら、
あの感動シーンで一緒に
「おでんに候!!」って叫んじゃったくらいです笑

(わからない人いたらすみません笑)

 

 

そんな感じで、
「あの人みたいになりたい」っていうのは
誰にでもある感情です。

 

 

これは、ビジネスでも同じです。

ビジネスやってる人は、
たいてい「理想の人」がいると思います。

 

それは、ビジネスの世界に入れてくれた人だったり、
ビジネスを教えてくれる人だったり、
素敵な発信をしてる人だったり。

色んな場合があると思います。

 

もし、「この人!」っていう人がいなかったら、
自分が持ってる成功像でもいいです。

これが成功者だって思う姿とか、
成功したらこんな生活をしたいっていうものですね。

 

そういう人や成功像があるから、
それに向かって頑張れたり
できるだけ自分をそれに近付けようとしていけるわけです。

目標があれば方向性が決まりやすいですからね。

 

 

でも、でもですよ。

 

それが実は危険なんだよ!

っていうことを今回話したいと思います。

 

僕も今までビジネスやってきて
これすごく感じることがあったので、
経験も踏まえて話していきたいと思います。

今まで感じてきた違和感

僕は、これまで師匠にビジネスを教えてもらいながら
色んなことをやってきました。

 

例えば、ブログを書いたりメルマガ運営したり、
電子書籍作ったり、Twitterで繋がった人と電話したり
電話でセールスしたり文章でセールスしたり、企画作ったり。

 

最初は全然ビジネスの知識も経験もなかったし、
自分で考えて動いていけるタイプじゃなかったので
言われたことをやろうと思って、

とにかく「これやったらいいよ」って師匠に言われたものを
とことんやってきました。

 

自分より全然結果を出してる人だし、
この人に付いていったら
きっと良い方向に行くはずだ。

そう信じて進んできました。

 

 

すると、僕の思った通り
1人でビジネスをやってたときより
教えてもらいながらやっていくほうが
全然成長スピードが違いました。

 

1人でやってたときは
全然前に進んでる感じがしなくて
ずっと同じところで立ち止まっていたけど、

教えてもらうようになってから
少しずつ結果も出るようにもなったし、
確実に前に進んでる実感を持てました。

 

「あー、やっぱりこれが正解だな」
「教えてもらったほうが全然早いわ」

と素直に思えたんですよね。

 

 

でも、教わったことすべてがうまくいったわけじゃありません。

せっかく教えていただいたのに、
できなかったこともたくさんあります。

 

例えば、ビジネスの師匠に
「電話でオファーしよう」ってことを言われて
僕は「はい!やってみます!」って言ってやってみました。

電話でオファーする流れは、
まずTwitterのDMで話しかけて
その後電話のアポを取ります。

そして、LINEとかSkypeで電話をして
そこでメルマガ登録とかコンサルのオファーをするっていう流れです。

 

なるほど、これでコンサル取れれば
簡単に収益化できるし、
リストも簡単に増やすことができるんだな。

よし、やってみよう!と思って、
さっそく僕もやってみました。

 

DMで話しかけて電話のアポ取って、電話当日。

相手はどんな人なんだろう?
怖い人だったら嫌だなぁ・・・

と不安と緊張を抱えながら、
「オファー成功させるぞ!」と意気込んで電話をしました。

 

そして、電話が終わり
緊張がとれてほっとしたと同時に、

あれ、全然オファーできなかったんだけど・・・

という後悔が残っていました。

 

その後、数を重ねても全然うまくいかないし、
師匠に相談してアドバイスをもらっても
やっぱりうまくいかない。

 

あれー、おっかしいな。

何でうまくいかないのかな。

 

すごく悩みました。

 

もしそれが、難しいものだったらしょうがない。

すぐにはできないよなって思える。

 

でも、師匠にこう言われました。

「電話でオファー成功させることはそんな難しくないよ。」
「オファー成功させることは大切だからこれからも頑張って。」

 

そんなに悩むところじゃないみたいな、
あっさりとした言い方をしていたので

んー、じゃあ何で僕はこんなにできないんだろう?
っていう思いがさらに強くなっていきました。

 

 

当時、僕はこの師匠を目標にしていて、
「この人に追いつきたい」という思いでビジネスをやってました。

まさに、なりたい人だったんです。

 

この人が言うことは絶対できたほうがいい!
ちゃんと1つ1つできるようにしていけば、いずれ成功するんだ!

そう思っていたので、
言われたことは全部素直に聞いて
できないこともできるようにするために
色々試していくようにしてました。

 

それでも、やっぱりできないことが出てきます。

師匠にはあっさりできるのに、
僕にはできる気配がまったくしない。

 

そこでちょっと落ち込んじゃったり
自分の出来なさを悔んだりしたこともあったし、

一番大きかったのは、
「なんでこの人にはできて僕にはできないんだ!」
っていう違和感です。

 

どうしでもできないのはおかしい。

絶対何かがある気がする。

 

 

僕は、そのモヤモヤを
ずっと取り払うことができませんでした。

 

でも、最近心理学を学ぶようになって
そのモヤモヤの正体がわかったんです。

性格に合わないことをやるとうまくいかない

そのモヤモヤの正体は、「性格」です。

人にはそれぞれ性格がありますよね。

 

大人しい人もいれば、
エネルギッシュな人、怒りっぽい人、落ち込みやすい人

っていう感じで、
人間にはいろーんな性格があります。

 

性格によって、得意なこと苦手なことも違います。

 

こういう性格の人はこれが得意で、
こういう性格の人はこれが苦手だよ。

みたいなことが心理学を学べばわかります。

 

 

性格っていうのは、
遺伝子や育ってきた環境で決まります。

遺伝子で50%決まって
あとの50%は環境で決まるんです。

 

性格の半分はもう変えることはできないけど、
残り半分は環境を変えたりすれば変わるってことですね。

 

だから、ある程度決まってる性格もあるし、
努力次第で変えられる性格もあります。

 

ビジネスでよく言う、
マインドを変えるとか
成功者マインドを身に付けるっていうのは

自分の変えられる部分の性格を
成功者が持つ性格に変えるっていうことです。

 

そうなんです。

ビジネスで成功する人の性格って
だいたい決まってるんですよね。

だから、それに近付けていけば
成功していくよって話です。

 

 

僕もビジネスを始めてからは、
自分の性格を成功者の性格に変えようと
たくさん努力してきました。

 

僕は、遠慮しがちだったり
周りの目をすごく気にしちゃったり
自分に自信がなかったり、、

直すべき性格がほんとに多かったので、
かなり苦労したこともあります。

最初の頃の僕は、
成功者マインドとは対極の
ザ・貧乏マインドだったので笑

 

でも、そこから成功するために
色んな行動をして成長を繰り返していくなかで、
自然と悪い性格が直っていきました。

(まだまだ直すところあるんですけどね。。)

 

 

 

そう。

 

もし、ビジネスで成功したいなら、
自分の今の性格を
成功者の持つ性格に変えていくことが
とっても大事になってきます。

 

 

大事、なんですけど、、、

 

ちょっと待ってくださいよと。

 

 

さっきも言った通り、
人の性格は50%が遺伝
もう50%が環境で決まるわけです。

環境で決まる性格は
環境を変えれば自然と変わっていきますが、
遺伝で決まった性格を変えることは難しいです。

 

遺伝で決まった性格を変えたかったら、
遺伝子を変える必要があります。

うん、無理ですよね笑

 

だから、人には個性というものがあるし
人それぞれ性格が違うわけです。

 

 

長々と話しても仕方がないので
一気に結論にいきますけど、

人それぞれ成功の仕方は違うんだよ

っていうことを伝えたいんです。

 

あの人がうまくいったから、
同じ方法でやればうまくいく

再現性のあるやり方だから、
自分もそれをやれば成功できる

 

っていうものじゃないんです。

 

そのやり方じゃどうしてもうまくいかない
ということが人によってあるわけです。

さっき話した、僕の事例もそうです。

 

心理学を学んでみてわかったんですけど、
僕は、協調性が高いです。

協調性って人に合わせるっていう意味だけじゃなくて、
人を信頼しやすいという意味もあります。

自分より相手を優先しやすいんですよね。

 

さっきの話で、
僕が電話でオファーが全然できなかった理由は
僕が相手の話に合わせたりとか
自分のことより相手を優先してたから、
オファーできずに終わっていたんです。

 

協調性が高い人は、
セールスには向いてません。

だって、相手を優先しちゃうし
相手の気持ちを考えたりしちゃったりして、
なかなかセールスできないんですよ。

 

「これ売っても大丈夫かなぁ」
「相手嫌な気持ちにならないかなぁ」

みたいなことを考えて
あまり言い出せないんですよね。

 

それに比べて、
協調性が低い人は
相手のことをあまり考えずに売り込むことができるので
セールスが上手なんです。

自分の主張を押し通せますしね。

 

 

だから、協調性が低い人はいいんですけど、
協調性が高い人が
師匠とかに「セールスしたほうがいいよ」って言われても
うまくできまない場合が多いです。

 

 

じゃあ、協調性を低くすればいいだけの話じゃない?

って思われるかもしれないんですけど、
確かに多少はセールスが上手くなるかもしれません。

セールスをして、
オファーが通るようになるかもしれません。

 

 

でも、僕はこう思うんです。

 

自分の性格に合ったことをしたほうが、
もっと結果も出るし楽しくできるよねって。

 

協調性が高い人は、
協調性の高さが有利になるようなやり方で
ビジネスをやっていけば良いと思うし、

わざわざ自分に合わないものを
自分から合わせに行く必要はないと思います。

 

それに、自分の性格に合わないことをやってると
気付かないうちに心にストレスが溜まって
それがいつか爆発して
うつになったりする可能性もあります。

 

 

だから、
自分の個性を活かしたやり方でやっていこうよ
っていう話なんです。

 

何かでうまくいかなかったり
人より全然成果が出なくて落ち込んでるときに、
改善しようと努力するのも大切なんですが、

もしかしたら、
もっと自分の良さを活かせる場所があるんじゃないか?
って考えてみるといいかもしれません。

 

 

でも、だからと言って、
ちょっとできないことがあったら
「これは俺には合わねぇわ」って諦めるのは違います。

ここまで読んで
誤解されちゃってたら申し訳ないんですけど、
言い訳には使ってほしくないです。

 

僕がセールス苦手っていう話も、
セールスから逃げたわけではありません。

今までセールスを上手くなろうと努力もしてきたし、
少しは上達して、セールスが成功したこともあります。

そうやって色々やってきた上で、
ちょっと向いてないなって感じたんです。

だから、今までやってたやり方をやめて、
自分に合ったビジネスの形に変えていってます。

 

 

そんな感じで、
知らないことも初めてのこともたくさん挑戦してみて
そのなかで、

どうしてもうまくいかない・・・
おかしいな・・・

ってなったら、
自分に合ってないのかもなって考えて
他のやり方を探してみるのがいいんじゃないかなって思います。

 

 

 

けっこう話長くなっちゃったんで、
まとめると

 

人の性格は変えられる部分(環境)と変えられない部分(遺伝)がある

自分の性格を成功者の性格に変えることが成功のカギ

でも、どうしても自分に合わないやり方もある

自分の性格に合わない場所でやるより、
自分の性格を有利に活かせたほうが全然良い

 

っていうお話でした。

 

 

自分に合ったやり方を探してくのが一番です。

 

もし、自分の師匠が
自分の性格に合わないことを押し付けてきても、
やっぱりそこで自分の良さは活かせないから
あんまりうまくいきません。

 

また、自分の描いている成功像が
自分の性格と全然違っていたら、
もちろんやばいです笑

 

 

結論、

心理学を学んで

自分をとことん知って

自分の性格に合ったビジネスのやり方を選ぶ。

 

これですね。

 

ちなみに、僕は
メンタリストDaigoが運営してる
Dラボっていう会員アプリで勉強してます。

めっちゃ安くてめっちゃ学べるので、
ほんとにおすすめです笑

 

 

ぜひ、あなたのビジネスにも役立ててみてくださいね。

 

それでは。