こんにちは、タクです。
最近、人生について考えることが多くなってきました。
僕は何をしたいのか
何をするべきなのか
幸せな人生って何なのだろう
こういうのって、
考えれば考えるほど悩んでいって
結局答えは出てこないものです。
人それぞれ考えることは違うだろうし
幸せな人生っていうのも
みんなが同じ答えになることなんてない。
こういう生き方が正解だ!って言って
人に自分の考えを押し付けるのはもってのほかです。
でも、これはみんな持っておいたほうがいいな
っていう考え方があって、
それは、一日一生です。
この四文字熟語はどこかで聞いたことはあると思います。
学校の国語の授業でも習ったはずです。
この言葉の意味は、
文字通り1日が1つの人生ということです。
人は1日で一生を終え、
明日また新しい人生を生きる。
1年間に365回死んで
365回生き返るんです。
もう少し言うと、
この1日で人生が終わるような気持ちで
1日を一生懸命生きるということです。
僕らは当たり前のように明日が来て
当たり前のように年をとって
そしていつか死んでいくんだなぁ
という風に考えると思います。
”明日は当たり前にくる”
この考え方をすると、
今日頑張らなくていいや
どうせ明日もあるし。
今日あれやろうと思ってたけど明日やればいっか。
っていう風に、
1日を真剣に生きることがなくなってしまいます。
明日があるっていうことは
今日やらなくていい理由付けになってしまうんです。
明日がある→今日はやらなくていい
こういう考えする人って
けっこういると思います。
実際僕もよくこの考えをしてしまいます。
今日ブログ書こうかなぁ
いや、でも今日疲れたしどうしよっかな
うーん、明日やればいっか
今日は寝よう!
それで明日になったら
また、今日も疲れたから明日やろうっていう風になって、
これの永遠ループに陥ります。
明日やろうって言ったことは
たいてい明日になってもやらないです。
つまり、明日があると思うと
今日は頑張らなくていいと思ってしまうんです。
これが自分が成長しない原因を作ります。
いつまで経っても作業が進まなくなります。
そうじゃなくて、
明日はないと思って今日を真剣に生きるってことが
ものすごく大事です。
今日で一生を終えるんだっていう気持ちで
1日を真剣に生きるんです。
実際は、寝たら明日は来るし
年もちゃんと取っていきます。
でも、それくらいの気持ちで
1日を生きることが大事なんです。
そうやって生きていけば、
今日できることは全部やろう
悔いがないように過ごそう
っていう生き方ができるようになります。
幸せな人生とか
自分が何をやりたいのかなんてわからないけど、
今この瞬間を一生懸命生きる。
それでいいんじゃないかと思います。
こういう生き方のお手本として
武士というものがいます。
鎌倉時代とか戦国時代とかで活躍していた武士です。
彼らは罪を犯したりしたら、
切腹といって自分で刀を入れて自害しますよね。
武士ってすごく律儀で
約束とかは必ず守るし、
自分がやらかしてしまったら
ちゃんと罪を認めて罰を受けます。
切腹までするんですからね。
でも、なぜかそういう武士の死に様ってかっこよくないですか?
僕は、武士が自害する場面とか
何かの戦いで戦死する場面とかを想像すると、
何かかっこいいなって思います。
よく、映画でもそういうシーンありますよね。
武士の死に様は美しいのです。
なんでそう思えるんだろうって考えると、
答えはたぶんこれなんじゃないかと思います。
いつ死んでも悔いが残らないように
毎日を真剣に生きているからです。
武士たちは、
これだけは絶対にやらないとか
逆に、これはやらないとだめ
みたいな自分のなかで強い信念があって、
それをもとに生きているんですよね。
だから、いつ死んだって悔いはないし
毎日恥じない生き方をしているんです。
つまり、死に様っていうのは
生き様とイコールなんですね。
立派に生きてきたから
死ぬときも美しく死ぬんです。
これこそが
一日一生の生き方だと思います。
まぁ、僕は武士がいた時代にはいないので、
武士がどんな感じで生きていたのか
本当のことはよくわからないですけど、
こういう生き方って素晴らしいなと思います。
先のことは考えなくてもいいから
今を真剣に生きることが大事なんじゃないかな
というお話でした。
それでは!