2022年12月11日。
初めて瀧原宮へ参拝に行きました。
2020年頃から今日まで、
今までにないほど世界中で様々な問題が起こってきました。
コロナや戦争。
その他たくさんの出来事。
大勢の人が悲しみ、
この世の中に対して
ネガティブなイメージを抱いてきたと思います。
今までにないほど早い時代の変化。
なかなかその変化に
気持ちがついていけない方も大勢いると思います。
そして、2023年はますます時代の変化が大きくなる。
きっと、今、瀧原宮に参拝することに大きな意味がある。
参拝したら、自分の中で何かが変わる気がする。
そんな予感と共に、
志を同じくした仲間たちと
朝早くから瀧原宮に団体参拝に行きました。
何をお祈りしようか・・・
瀧原宮に行くと決めてからの数週間、
ずっと考えていました。
でも、なかなか決まらず
はっきりとしないまま時間が過ぎていきました。
12月8日。
僕は現在大学4年生ですが、
内定を頂いた会社の内定者研修が
この日にありました。
瀧原宮にお参りするのはその3日後の11日。
たまたま近い日に研修がありました。
そこで、きっとこの研修の中に
神様からのメッセージがあるはずだ
そう思って、研修に臨みました。
研修は、あらかじめ決められた6人ほどのチームで
ゲームに挑戦するといった内容でした。
まず最初に、前回の研修で学んだことを
みんなで復習する時間が取られました。
そこで僕が思い出したのは、
「チームで目標・ビジョンを共有することが大切だ。
一人でも共有できていなかったら、うまくいかない。」
という、前回会社の役員の方から頂いた言葉でした。
そうだな。これすごく大事だな。
よし、今日はこれをやっていこう!
・・・
と、決めたはいいものの
実際は全然うまくいきませんでした。
まず、僕が最初にしたことは
前回の研修の復習をする時間で、
「チームで目標・ビジョンを共有することが大事って言ってたよね!」
と、チームのみんなにシェアしました。
これを言ったときのみんなの反応は
「ふーん」
っていう感じ。
あれ、あんまり反応ないな。
まぁまぁ、いいか。
そして、そのまま前回の復習の時間が終わり、
今回の研修内容に入っていきました。
今回の研修では、
曖昧で不確実なこの時代の中で
「理不尽な状況になったとき、うまく対応できるか」
ということがテーマでした。
そこで、ゲームを進めていく中で
途中で色んなルールが付け加えられたり、
やりにくい状況でやらなくちゃいけなかったり、
いきなり、「次はこれをやります」と
びっくりするようなことを言われたり…
そんな理不尽な状況をたくさん作られていきました。
その中で、チームでどう動くか。
どう協力して、与えられた課題を達成していくか。
そんなことが試されていました。
チームと言えど、
みんなが同じことを考えてるわけでもなければ、
みんなが同じ性格なわけじゃない。
みんな違う性格で、
みんなが違うことを考えて生きている。
だから、チームを1つにまとめる、
みんなで同じ目標・ビジョンを共有し
本当にそれを大切にしてチームで協力していく
ということは、そう簡単にできることじゃない。
チームよりも目の前のことに集中して
チームの和を乱してしまう人もいれば、
周りの意見を聞かず、
周りを置いて行ってしまう人も、
その場の空気に流されて
全然良いと思ってないけど乗っかっちゃってる人も、、
たくさんの人がいる。
その中で、チームをまとめていくには
それなりの勇気がいるのだと思う。
時には意見が衝突し
言い合いになることもあるだろうし、
一歩踏み込んで話していく必要もあるはずだ。
だけど、僕はそれができなかった。
研修のチームの中で、
少し外れた行動を取ってる人がいたときに
「それ、ちょっと違うんじゃない?」
と一度声をかけました。
でも、相手は
「え、別にいいでしょ」
という雰囲気。
僕は、そこで一歩踏み出せず、引きました。
チームで、「こうやっていこう!」と決まったとき、
ん?それ言われたルールとちょっと違くない?と思い、
それを伝えようとして、うまく伝わらず撃沈。
ちょっとしたルール違反をしてるチームメイト。
まぁ、いっか。と僕も少しルール違反(笑)
空気に流され、
いつも気になっていたのは周りの目、表情。
これ言ったらどう思われるかな?
変だと思われないかな?
あ、今嫌がってた?怒ってる?
僕、嫌われた?
そういう思考がどんどん出てきて
どんどんどんどん委縮して
言いたいことも言えなくなっていく。
あぁ、いつもこうだ。
いつもそういうことばっかり気にしてる。
周りの目なんて気にしなくていいってわかってるのに。
気付いたらこうだ。
これが、僕のいつもの負けパターン。
落ち込んでるときは、
だいたいこういうことを考えてるとき。
周りの目を気にしないほうがいい。
そんなことはわかってるけど、
無意識でやってしまうから全然気付かない。
やっと最近、少し気付けるようになったくらいだ。
そんなこんなで、反省することが多い日になった。
次の日。12月9日。
僕は茶肆ゆにわに行きました。
昨日の反省をしながら、
お茶を飲んでいました。
何がいけなかったかな?
どうしたらもっと良かったかな?
落ち込んでしまう原因をもっと深めていくと何だろう?
思ったことをノートにズラズラ書いてみると、
あ、これがいけなかったかもな
もっとこうしら良いのかも
やっぱこういう展開は苦手なんだよなー
っていうものがいくつか出てきて。
でも、なんかまだモヤモヤしてて。
うーーーーーーん。
と、悩み続け、
そのまま数十分が経ったとき
突然、パァーっと頭の中に光が差し込んできて、
視界が一気に開けたような感覚になりました。
周りの目なんてどうでもいいじゃん。
何そんなちっちゃいこと考えてんの?
もっと胸張って生きりゃいいのに。
誰かにそう言われたかのような気がして、
突然心が軽くなってたんです。
そのときから妙に清々しくて、
周りの目なんて1ミリも気にならなくなって。
胸がいつもの5倍くらい前に出てたような…^^
何なんだろうこの感覚・・・
と思いながら、
きっと神様から早めのプレゼントかな?
って受け取りました。
最後、茶肆の菅井さんと
気持ち良くお話してお店を出ました。
そんな不思議な体験をしながら、時は過ぎ
ついに参拝当日。
瀧原宮までの道中のバスの中、
「もし、参拝して何も感じなかったらどうしよう…」
という不安も少しありつつ、
瀧原宮へ到着するのを待ちました。
そして、瀧原宮に着き、眠い目を擦り、バスを降りて
鳥居をくぐった瞬間…
ものすごい空気を感じました。
何なんだここは・・・
一歩足を踏み入れただけで圧倒される空気感。
その圧倒的な空気に一瞬で魅了されました。
清々しいどころじゃない。
心の中にある因縁や傷やストレスやその他諸々…
すべてのネガティブなものが浄化されるような
ものすごいエネルギーが
体中をぎゅーん!って走っていきました。
そして、瀧原宮のお宮まで歩き、みんなで二礼二拍手。
ここの空気は、入口のときよりもさらにすごい。
ここでまたまた不思議体験。
これは、あれだ。
「迷い込んだその先には、ぜんぶの時間が溶け合ったような、空があった。」
このセリフと同じような感覚だ。
このセリフは、すずめの戸締まりの予告編で
主人公の鈴芽が言ったもの。
ぜんぶの時間。
過去、現在、未来。
もっと昔の、前世も。
過去の自分も、
今の自分も、
未来の自分も、
前世の自分も、
すべての自分が今この場所に存在している。
そんな感覚。
周りの目を気にしてばっかりで
いつも委縮して落ち込んでいた過去、現在の自分。
瀧原宮で感じたのは、
そんな自分を慰めるかのように優しく
でも寄り添うだけではなく強く導くように
「こういう生き方を目指しなさい。」
ということを、空気で教えてくれたような気がしました。
あぁ、神様はずっと見てくれたんだ。
そう感じたとき、
過去の自分がそこにいて
ふっと笑いかけてくれたような気がしました。
そして、前世の自分も、
どんな人生を送ってきたのかはわからないし
人だったのかどうかもわからないけど、
きっと応援してくれてんだなって思いました。
「前世、おれはそこを乗り越えれなかった。
だから…今度こそ……頼むぞ…!!」
と、熱い想いを込めて背中を押してくれるような、そんな感じ。
瀧原宮で感じたのは、
優しくて温かくて清々して
そして、何より何にもブレない強さを感じさせる空気。
決して、周りの目を気にせず
空気にも流されず
清々しく自分を強く保ち続けている。
僕が目指したいのは、まさにそんな生き方。
優しいだけじゃ人は救えない。
強くなくちゃだめなんだ。
僕の、進むべき道を、未来の自分の姿を教えてくれました。
きっと、そういう生き方は
過去、前世でもずっと望んでいた生き方だった。
ずっと、忘れてた。
でも、今、はっきりと思い出した。
そうだ、これだ。
そして、茶肆ゆにわで感じた清々しい感覚。
あのときの空気と瀧原宮の空気がとても似ていたんです。
やっぱり、神様からのメッセージだったんだ、と思いました。
瀧原宮に行くと決めたとき、
瀧原宮に行ったら何か変わる気がする…
という直感がありました。
その直感は、
参拝日が近づくにつれて
日に日に大きくなっていきました。
そして、参拝を終えて。
その直感は間違っていなかった
と、わかりました。
今あるのは、
これから確実に自分は変わっていくだろうという直感。
すぐには変わらないかもしれない。
少しずつ、少しずつでいい。
もう、心配はない。
光は、思い出したから。
神様。
ありがとうございます。
世のため人のために
もっともっと貢献できるような人間に成長したいと思います。
これからも、応援よろしくお願い致します。
タク